
というわけで、カプコンからすると今までの苦労に比べると楽にロードが短縮できるという手応えがあるようです。
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カプコンCS第一開発部統括の竹内潤氏がPS5世代のゲーム機についてコメントしている…つまりは一応XSX|Sも範囲に含まれているのですが、念頭にあるのはPS5ですねこれ。
・高速なメモリアクセスという思想は両機種に共通しているが、そのお陰でゲームファンは新しいゲーム体験をして貰えるのでは
(※XSSは速い方でも224GB/sでXb1Xより遅いが、この場合のメモリというのはメモリ~ストレージ間の話か)
・ロード時間があるのが当たり前という感覚が払拭され、ゲーム体験をロード時間で妨げなくて済むようになる
・これがこんなにも違うというのは作ってみて初めて実感できた
・「バイオハザード ヴィレッジ」もやられても一瞬でリスタート出来てしまうので、考えて貰ってからスタートボタンを押して頂くという感じになりそう
・(バイオ村の)グラフィックの進化は一目で感じて貰えると思う
・グラフィックの進化で一番大きいのはレイトレーシングを使った映像表現
・それを前提に恐怖体験や仕掛けにも検討を重ねた
・PS5版は3Dオーディオにも対応、音の演出もしっかり
・PS4世代の開発を検証中だが、こちらはロードをどれだけ短縮できるかに頭を悩ませている
・PS5でのベストな体験を作ってから前世代機に落とし込む作業は考えていた以上に難しい
・口頭では伝えにくいが、コントローラが進化していて色々な事に使える。PS5を買われた方は是非体験して欲しい
・銃によってトリガーの感触が変わり、高性能な銃だと引きやすくなったりする
(※当然ながら3Dオーディオもコントローラの進化もPS5版のみの話です。下手したらレイトレーシングも?)
・次世代機は賢く出来ていて、ゲームを楽しむにはどうすべきかが追求されている感じ。ぶっちゃけると作りやすい
・ロードを短縮するノウハウ、メモリ管理のノウハウを積み上げてきたが、そういった悩みから一気に解放される
・今まで以上にどこまでも作り込めてしまうところが悩みの種
・「プラグマタ」は今までのカプコン作品とは全く違うアプローチに
・次世代機のパワーで狭く深く作り込むとこんな事が出来る、という事にチャレンジしている
・今回は「ホップ・ステップ・ジャンプ」でいうならステップの段階と感じている
・これまで手探りだったのと違い、かなり進化の方向性が定まっているので、ここから更に加速したら凄い事になる
・更なる次世代機では想像の斜め上を行って欲しいし、次のイノベーションにも期待できそう
等々とコメントされています。
最初に書いた通り大体PS5を念頭に置いたお話というか、XSXは今一置いてけぼりですし、XSSに至っては全く念頭に無いんですよね。
そりゃPS5に比べたら前世代機なんだから仕方が無い気もしますけど、今後マルチで足を引っ張られるのかどうか。

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