
ビジュアルアーツとは信心。
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via ■■速報@ゲーハー板 ver.54730■■
ちなみにゲームデザイン部門の最優秀賞をニンテンリングが受賞しています。
[CGWORLD: CEDEC AWARDSノミネーション委員会に聞く、ビジュアルアーツ部門の2020年度受賞トレンド]
ビジュアルアーツ部門 / 優秀賞
「DEATH STRANDING」
『ポケットモンスター ソード・シールド』
「七つの大罪 ~光と闇の交戦(ひかりとやみのグランドクロス)~」
「あつまれ どうぶつの森」
「SPARKGEAR」
最優秀賞
ビジュアルアーツ部門
圧倒的に大量なアセットを生産した開発能力
「あつまれ どうぶつの森」開発チーム
(任天堂株式会社)
櫻井慶子/Keiko Sakurai
グリー株式会社に入社後、Wright Flyer Studiosの分社化と共に移籍。
麓 一博/Kazuhiro Fumoto
株式会社セガ第三事業部。
櫻井:確かに、この(編注: デスストとアド打つの森)2作は評価が分かれそうですね。その上で一般投票の結果『あつ森』に軍配が上がったのも、フォトリアルなゲームを好む参加者すら唸らせるようなアイテムやアセットのつくり込みにあったのではないかなと思います。
麓:フォトリアルな表現を実現するのは、すごく大変だしお金もかかるんですが、現実を忠実に再現すれば良いので、ある意味で楽なところがありますよね。一方で『あつ森』のグラフィックは、現実を踏まえた上できちんとデフォルメされているんです。それもただデフォルメするだけではだめで、ちゃんとアイコンとして機能しなければいけない難しさがあります。アーティストのセンスがすごく問われる内容だなと思います。
CGW:なるほど。
麓:実際、ゲーム中に出てくる蝶のキャラクターが、すごくリアルに描かれているんです。ちゃんと本物の蝶を研究した上で、『あつ森』のテイストになっていて。だからこそ、集めることの満足感が得られるという。良い感じのバランスになっているところが、評価されたポイントじゃないかなと思います。
CGW:しかも表彰理由に「大量なアセットを生産する開発能力」や「カスタマイズの自由度」が挙げられていますね。
櫻井:今年の講演「『あつまれ どうぶつの森』のアートができるまで~想像を膨らませる記号的デザイン・かわいいだけじゃないだなも~」では、扇風機のらしさだとか、サイズ感や、オブジェクトの調整などについて、アーティストの方が解説されていました。講演を聴かれた方は、人々の心をわしづかみにした理由が理解できたかもしれませんね。
“もうやめちまえよこんなアワード”
“カスすぎる”
“楽て”
“日本アカデミー賞くらいのありがたみを感じる”
“あつ森の絶対に褒められないクソオンライン、なめてんだろあれ”
“ツイッターで言ってた蝶がリアル言っててワロタ”
“現実を再現するのが楽ってのはどうなん?”
“あつもりは現実を踏まえた上でデフォルメ云々説他でも聞くけどどこがか全く分からん”
“だから海外から馬鹿にされるんだよ”
“全く同じ見た目の木から別の果物が生えてくるどうぶつの森が現実をもとにしたデフォルメねぇ…”
ありがとう、ありがとう任天堂…
そもそも現実に基づかない“デフォルメ”なんて存在しないわけですし、どうぶつの森みたいな方向性をどれだけ持ち上げるかはまさに信心次第ですね。
リアルに見えるようにデフォルメされている“フォトリアル”が楽って言い出すのはどうかと思いますが。

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木は全部ブロッコリーになってるのに?