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 メインメモリの搭載容量をこれまでのように16倍にすることは出来ないので、容量拡大のペースを維持するのであれば中間ストレージ的な不揮発メモリを搭載するというのはありかも、とは何度も書いていますがさてどうなる事でしょうね。
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[ResetEra: Sony details their Cross Point ReRAM SSD technology [hard specs, potential PS5 SSD tech]]

 今年1月に開催されたPersistent Memory Summit 2019にてソニーセミコンダクタの人がReRAMを採用すればメインメモリに準ずる読み込み速度が実現出来るって言ってた、PS5に採用される超高速SSDってこれのことなんじゃない?というのが大雑把な趣旨でしょうか。



 ソニーが研究しており度々発表している不揮発性メモリ、抵抗変化メモリ(ReRAM)に関する発表ですね。
 昨年クロスポイント化すると発表されているReRAMですが、物としてはMicronとIntelが研究していた3D XPointに近い物となるのでしょうか。

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 ともあれ、これにコントローラを追加することによってレイテンシの増大は最小限に抑えつつ、8チップ(128GB)でターゲット読み込み速度25.6GBを実現、256GBであれば更に倍、と。
 次世代機は諸々考えるとメインメモリ容量自体は16GBぐらいになるのでしょうが、展開済みのデータを中間ストレージに持っておき、これを読み込む形とすれば1秒未満で全データを書き換えることも可能になる為、PS5が謳う超高速SSDというのも実現可能ではありそうです。

 ただ、設計思想としてそれを採用するかどうかという部分はありますね、Cerny氏はPS4のアーキテクトを務めていた際にもアクセスが超高速だが容量は少ないeDRAMの採用は開発に不要なパズルを強いる事になるからと採用せず、GDDR5を8GB搭載するという判断をした人でもありますし。
 256GBぐらいこれを積めるならゲームを一本丸々収めておくことは出来るでしょうしそれもありかもとは思いますけど…

 量産する技術があるのかという話ですが、似た技術である3D XPointを採用するストレージ(Intel Optane)にはその程度の容量を持つ物もありますし。
 コストが問題になりますけど、その他のストレージは各自がHDDなり(比較的低速の)SSDを搭載してね、と丸投げすれば素モデルを400ドルぐらいにできる可能性もある…?
 でも普通のNANDフラッシュメモリ採用SSDでも、読み込み速度が二桁GB/sの物を搭載すれば1秒ぐらいで読み込み出来るようになるとも言えそうですし、PS5でReRAM採用は時期尚早かもしれません。

 ただ、こういう妄想が捗るのもソニーが色々な技術を開発していればこそですね、そこからゲーム機に使える技術を選んで採用することも出来る訳ですし。

 ちなみにOptane SSDは280GBで4万円ちょっとします、エンタープライズ向けなので色々価格に乗っているのもありますが。

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