48659DSWii
 というかBloombergが“予想より業績良かった”とか無理矢理持ち上げてるんですが、今年度のNintendo Switch目標販売(出荷)台数まで残1800万台以上…
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[Bloomberg: 任天堂、4-6月営業益は9割増で市場予想を上回る]

ブルームバーグが集計したアナリスト5人の営業利益予想平均は256億円だった。



 エース経済研究所の安田秀樹シニアアナリストは、スイッチ販売について「ハードは大体想定より少し弱いくらいで、ソフトは大幅に増えているので内容としてはすごく良かった」と指摘。

 内容としてはすごく良かった…?
 この売上高で営業利益率二割というのは確かによく儲かってはいるんですよね、どんだけボッたくり商店なんだという話でもありますが。

 このペースで営業利益を増やせれば“任天堂らしい利益水準”(※営業利益1000億円超)は達成出来そうに見えるので悪い結果ではない訳ですが。

 しかし、例えばエース田さんが普段から主張(というかこうなってクレクレ)している通り“失速するPS4に取って代わりニシッチが統一機としてゲーム業界の覇者になる”のかというとそれは普通に無理ですよね。
 例えばエース田さんはWiiの如くニシッチは一億台売れるとか言って…言ってたっけ…まあPS4が5年で1億台売れなきゃ失敗とかいう滅茶苦茶なハードルを設定してたんだからそれを下回る事はないと考えている物として、

[任天堂: 2018年度 第79期 (2019年3月期) 第1四半期決算短信](pdf)

 今年度の第1四半期においてNintendo Switchはハードが188万台を販売(出荷)、ソフトは1796万本を販売(出荷)。
 なお3DSシリーズはハードが合計36万台、ソフトが295万本。
 ゲーム専用機関連の売上高は1585億円でした。

[任天堂: 2008年度 第69期 (2009年3月期)](pdf)

 Wiiが如く売れると考えている物と見て、Wiiの発売翌々年度における第1四半期決算を比較に出してみますが、Wiiはこの第1四半期にハードは517万台を販売(出荷)、ソフトは4041万本を販売(出荷)。
 ちなみにDSは694万台、ソフトが3659万本。
 いや大した売り上げではありましたね、PS3がコストの高さに苦しんでいる中、この頃の任天堂(と一体化しているニシくん)はまさに有頂天だったと言えるでしょう、実際“ソニーとの最終決戦には勝った”云々言ってたと伝えられているのもこの辺りでの事だったと思いますし。
 そしてこの決算におけるレジャー機器(この当時のゲーム機の区分)の売上高は4226億円。

 今回の“すごく良かった”決算の2.5倍を優に超えていますね。
 ちなみに携帯機の販売(出荷)台数を併記しているのはニシッチが任天堂の据置機と携帯機、両方の市場を受け継いでいる(という設定になっている)からです。

 勿論ゲーム事業を続けられる程度の利益は出し続けているわけですが、任天堂が目を向ける方向性ってお金が儲かったからといってよりよいハードとソフトを作って高みを目指す、とかじゃなくて如何に他社のソフトを引っ張って来て妨害して邪魔してやろうか、という方向性だから碌な物じゃないんですよね。
 社長が替わってもなかなかそれまでの慣性をもって進む組織の方向性を変えられるものでもない部分はありそうです。
 だからこそ携帯機市場においても正常進化を続けられるよう、PSVita後継機…PSP3(仮)の登場が望ましいのだ、というのが私の主張するところでもある訳ですが。

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