ソフトウェア売上高全体の82.9%を自社ソフトで占めておいて“やや減少した”というのも滅茶苦茶な話ではあるわけですが…
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[任天堂: 平成31年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算参考資料](pdf)
海外売上高比率が前年同期比でやや増加、ハードの売上高比率はやや減少…
これは欧米におけるソフトの販売(出荷)本数が大きく伸びたためとされているのですが。
自社ソフト売上高比率はやや減少、デジタル売上高は1.5倍を超え、デジタル売上高比率はソフトの1/4程度まで増加。
デジタルシフトの度合いはソニーの数分の一という所ですね、そもそもの規模感で大きく差が付いているので更に差は大きくなるわけですが。
そして資産部分ですが、棚卸資産がたったの1四半期で1.5倍の2128億円にもなってしまうという。
これについて1四半期前には、“Nintendo Switch本体の(市場における小売り)価格に換算すれば大した台数じゃないんだがだが”等と意味不明な事を言っているニシくんを見かけたような気もしますが、やっぱりちょっとおかしくないですか?
任天堂の棚卸資産が膨れ上がった時といえばWiiU発売直後(に全然売れなくて在庫が積み上がった時)ですが、
[任天堂: 2012年度 第73期 (2013年3月期)決算短信](pdf)
その時の期末棚卸資産1787億円を既に上回っているという。
ちなみにこの時の棚卸資産、その後の色々(ルネサスの工場売却時にもメインチップを再生産しなかった事など)を考えるとWiiUの生涯分…つまり1000万台分ぐらいの部品在庫を含んでるようなんですよね。
ニシッチに関しては一体何が棚卸資産に計上されているのでしょうか。
棚卸資産だけで全てを見通せるはずもないのですが、かつてない状況にあることは間違いないようです。
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