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 といっても今年度バイオハザードもMH本編もなさそうですが。
 何を売る気なのかはよく分からないですね。
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[カプコン: 2018年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)](pdf)

 売上高は前年度比で8.4%増の945.15億円、営業利益は17.5%増の160.37億円、純利益は23.2%増の109.37億円と全体に増加。

 また今年度(2019年3月期)の連結業績は売上高960億円、営業利益170億円と更なる伸びを予想しています。

① デジタルコンテンツ事業
 当事業におきましては、「モンスターハンター:ワールド」(プレイステーション4、Xbox One用)が記録的
な大ヒットにより販売拡大のけん引役を果したほか、収益向上に大きく寄与いたしました。また、「バイオハザ
ード7 レジデントイービル」(プレイステーション4、Xbox One、パソコン用)や「モンスターハンターダブ
ルクロス」(Nintendo Switch用)が堅調に推移したほか、「ウルトラストリートファイターII」(Nintendo
Switch用)もスマッシュヒットを放ちました。
 一方で、昨年9月発売の欧米をターゲットにした「マーベルVS. カプコン:インフィニット」(プレイステ
ーション4、Xbox One、パソコン用)は、軟調に展開いたしました。
 他方、現状の局面打開に向けて提携戦略等の事業改革を推進中のモバイルコンテンツは、「モンスターハンタ
ーエクスプロア」が安定した人気を持続するとともに、IP(知的財産)を用いたライセンス収入が奏功しまし
た。
 この結果、売上高は741億41百万円(前期比26.3%増)、営業利益191億3百万円(前期比72.2%増)となりま
した。

 主力のデジタルコンテンツ事業はMHWの大ヒットが牽引し業績が大幅改善、会社全体の営業利益を上回る数字を叩き出しています。
 じゃあどこで損失が出たのかといったらAM機器ですね、パチが色々あって売れず、メダルゲーム機も全体的には軟調だったとの事。

 強気の業績予想についてですが、

ア.デジタルコンテンツ事業
(ア)
経営の根幹をなす主力事業であり、成長ドライバー(原動力)でもある家庭用ゲームソフトの開発、販
売に注力してまいります。このため、中長期的戦略マップにもとづく開発プロセスの明確化や的確な収
益管理に加え、開発人員の増強、開発環境の整備等の開発体制の強化や提携戦略などにより、開発パイ
プラインや商品ラインアップの拡充に努め、毎期複数のミリオンタイトルを輩出できるよう努めます。

(イ)
販売形態の多様化を図るため、売切り型のパッケージソフトに比べて在庫リスクが少ないことに加え、
収益率が高く持続的な利益が見込まれるダウンロード販売の拡大に傾注します。

(ウ)
モバイルコンテンツの局面打開を図るため、開発体制の強化やコンテンツ提供後の適切なゲーム運営
(利用者の的確な動向把握、供給コンテンツへの反映等)、協業展開などにより新規利用者の開拓や既
存顧客の深耕を図り、活路を開いてまいります。

 と、今期も複数のミリオンセールスタイトルを出す事を狙っているそうなのですが…

 ともあれ業績は好調ですね、カプコンの場合決算の参考資料は明日以降の公開となるはずですが、その辺で具体的な予想の内訳が明らかにされるものと思われます。

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