スマが濡れ手に粟だった時期のタイトルはそろそろ勢いが衰えてきていますし、新たなヒット作が創出出来ないことには厳しそうです。
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[マーベラス: 平成30年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / 2018年3月期 第3四半期 決算説明資料 / 業績予想の修正に関するお知らせ](pdf)
売上高は前年同期比19.6%減の173.9億円、営業利益は22.5%減の29.62億円、純利益は28.2%減の20.25億円。
①オンライン事業
当事業におきましては、新作スマートフォン向けゲームアプリ「戦刻ナイトブラッド」を平成29年5月29日よ
り、「おそ松さん よくばり!ニートアイランド」を同9月19日より、「シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK」
を同11月29日より、サービスを開始し、中でも「シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK」は好調なスタートとなり
ました。一方で、一部の不採算タイトルはサービスの終了を決定したほか、当期リリースに向けて開発中であった
一部タイトルの開発中止を決定し、それぞれ開発費用を一括計上いたしました。また、既存の主力タイトル「剣と
魔法のログレスいにしえの女神」は、4周年イベントは好調であったものの、全体を通して前期と比べて低調に推
移いたしました。
この結果、当事業の売上高は7,298百万円(前年同期比36.3%減)、セグメント利益は902百万円(前年同期比
63.7%減)となりました。
ここ数年の主力となっているオンライン(大概スマ)事業の減少が著しいですね。
開発運営費用はさほど上下しないので、売上高が増えれば儲かる一方、これ以上減った場合は…
②コンシューマ事業
当事業の自社販売部門におきましては、国内では、平成29年7月20日に「Fate/EXTELLA(フェイト/エクステ
ラ)」(Nintendo Switch)を、同11月29日に「シノビリフレ -SENRAN KAGURA-」(Nintendo Switchダウンロード
専売)を、同12月14日に「牧場物語 ふたごの村+」(ニンテンドー3DS)を発売し、それぞれ順調なセールスと
なったことに加え、旧作のリピート販売等が好調に推移いたしました。また、海外におきましては、当社主力シリ
ーズの北米・欧州等への展開を行い、好調に推移いたしました。
アミューズメント部門におきましては、前期より好評稼働中の「ポケモンガオーレ」が引き続き好調に推移した
ことに加え、新機軸のプライズマシンである「TRYPOD」を平成29年11月より出荷開始し、好評を頂いております。
この結果、当事業の売上高は5,839百万円(前年同期比10.1%減)、セグメント利益は1,608百万円(前年同期比
34.4%増)となりました。
ゲーム機向けゲームとAM事業は売上高が減少するもセグメント利益は大幅増。
Fate/EXTELLAのニシッチ版やどうなったんだかよく分からない牧場物語リメイクの売り上げが順調だったといわれても信じ難い物はありますが、コエテクと同じ理屈で大幅に増益したんですかね。
旧作の販売が好調ってだけなら開発費も計上しなくて済みますし、コストが下がるのは分かりますが…今期発売タイトルも開発費は殆どかかってなさそうではありますね。
③音楽映像事業
当事業の音楽映像制作部門におきましては、TVアニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」等のパッケージ商品
化を行ったほか、前期に放送したTVアニメ「刀剣乱舞-花丸-」のBlu-ray・DVD販売が引き続き好調に推移したほ
か、これらのタイトルを含めたライブラリ作品の配信・番組販売・商品化といった二次利用収入が引き続き好調に
推移いたしました。また、当社が事業横断で展開する「戦刻ナイトブラッド」のTVアニメを平成29年10月より放送
開始いたしました。
ステージ制作部門におきましては、前期より展開しているシリーズの新作、「舞台『刀剣乱舞』義伝暁の独眼
竜」や「舞台『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~」が、特に好調に推移し好
業績を牽引したほか、定番シリーズの「ミュージカル『テニスの王子様』」、「ミュージカル『薄桜鬼』」、「舞
台『K』」、「舞台『弱虫ペダル』」の新作公演を実施いたしました(一部公演の実績は第4四半期計上)。ま
た、当期の新作といたしまして、「舞台『ジョーカー・ゲーム』」、「B-PROJECT on STAGE『OVER the WAVE!』」
を実施し、好評を博しました。このほか、各シリーズのパッケージ販売、ライブビューイング、国内配信事業等が
好調に推移いたしました。
この結果、当事業の売上高は4,280百万円(前年同期比15.4%増)、セグメント利益は1,409百万円(前年同期比
42.3%増)となりました。
音楽映像事業も大幅に増益し、オンライン以上の利益を上げるという。
これに伴い通期業績予想を売上高300→250億円、営業利益60→50億円へと下方修正。
2.業績予想の修正理由
コンシューマ事業、音楽映像事業におきましては、当初計画を上回る好調な推移となりましたが、オンラ
イン事業におきまして、当期リリースを予定していた新作タイトルの開発遅延や一部タイトルにおけるサー
ビス開始後の低調な推移、不採算タイトルのサービス中止に加えて、期末に予定していた1タイトルの開発
を中止したことにより、これら新作による当期業績への貢献が限定的となりました。また、既存の主力タイ
トル「剣と魔法のログレス いにしえの女神」におきましては、11 月から12 月にかけて行われた4周年イベ
ントにおいては、一定の成果を上げることができましたが、上半期までの遅れを取り戻すには至らず、年間
を通じては、当初の想定を下回る低調な推移となりました。これらの要因により、売上・利益ともに期初に
発表いたしました通期業績予想数値を下回る見込みであります。
…と説明しています。
オンライン(大概スマ)は2015年度辺りがピークとなっていた模様。
一本でもセールスランキング一桁代常連のタイトルをリリース出来れば各四半期売上高は数倍になるのかもしれませんが、そう簡単に作れたら誰も苦労はしないですね。
今後のスマはこれ。
駄目そう。
コンシューマ事業については、説明会資料では今期発売タイトルは発売しましたってだけですね。
音楽映像は刀剣乱舞関連が好調…なんでしょうか。
他の事業が順調な分ケイブ辺りよりはましですが、このまま行くとスマから脱落する中小パブリッシャも出てきそうですね。
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SWITCHで頑張ってください