
株主総会ではないので質問しているのはメディアの記者やらアナリストの筈なのですが…
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[任天堂:2016年度 第77期 (2017年3月期) 決算説明会 質疑応答](pdf)
回答者は君島達己社長ですね。
Q1: 今年度のNintendo Switchソフト出荷本数の計画を3500万台とした理由と妥当性は?
A1: これまで年末商戦期に発売してたWii/WiiUの装着率は4.9本/3.9本だった。期末発売だったのでNintendo Switchは2.0本だが、今後のタイトル発売により装着率3.5本から4本を目指したい
Q2: スマの収益貢献はどのような予想か
A2: 前期のスマ売上高は200億円に届いていない、継続的にサービスとタイトル投入はしていくが一気に4-5倍になると予想するのは躊躇するので織り込んでいない
Q3: Nintendo Switchの需要がWii並みになったら年末商戦で売り切れるのでは、生産体制は?
A3: 1000万台というのは在庫や輸送途中の物を含めればそれ以上生産するという事
Q4: Nintendo Switch版「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の出荷本数がNintendo Switchの出荷台数を超えると予測出来たのはすごーい
A4: 大変有り難い、結果として出荷本数がハード出荷台数を超えたということ
Q5: Nintendo Switchは周辺機器も多いし有料オンラインサービスもあるけど収益性は高まる?
A5: ハード本体は全体の収益に悪影響を与えない価格設定になっている、周辺機器ビジネスは広がりを予想、有料オンラインは当期中に開始予定、ビジネスが広がるに伴い収益性拡大が期待出来る
Q6: 1000万台のよそうって根拠あるの?Wii並に売る、1億台という目標は意識しているの?
A6: 1000万台は200万台計画の所274万台を出荷した実績を考慮、有力タイトルを間断なく発売出来る準備が出来ているので、計画通りに行けばWiiに近い勢いになっていけるのでは。据置型だが持ち運べる点を考えると一家に一台では足りないと感じて貰えるのでは
Q7: Nintendo Switchのここまでの売れ行きはゼルダBotWをプレイしたいファンが買ってるからだと思うが、Wiiのように任天堂ファン以外が買うようにする為の戦略は?
A7: ゼルダBotWに続き、「マリオカート8DX」「ARMS」「Splatoon2」「スーパーマリオオデッセイ」と次々にタイトルを発売し今までゲームをあまり触っていない方にも広げていきたい
Q8: Newニンテンドー2DS LLを発売したが、ハードのライフサイクルの考え方に変化は?
A8: 何年かとは決めずニーズで決めます
Q9: WiiのようにNintendo Switchの出荷が2年にわたり不足するのではないかと心配しているんだがだが
A9: 1000万台出荷の目標を達成するために生産体制も対応させている
Q10: ニシッチが大変な人気(略)、任天堂IPに触れる人口云々だがIP活用はどうやるの?
A10: テーマパークや映像ビジネスは相乗効果を目指してやっている
Q11: 竹田玄洋取締役の退任が発表されたが
A11: 本人から任期満了で退任したいという話を受けた。今後は特別顧問として助言をいただきたい
Q12: スマのどうぶつの森の話が出ないけどどうなったの?
A12: 今期中に配信します
といった所ですね。
質問の端々がアレなのは割と任天堂らしい決算説明会ではありますが…
というかゼルダBotWのアレはそれでいいんかい。
1000万台1000万台って辺りで、何度も“もっと生産しないの?”的なニュアンスがあるのは生産倍増で1600万台、いや2000万台売れるとか言ってた馬鹿がいた影響もあるんでしょうね。

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工作の結果として