
PS4は前期を上回り、XBone+360の倍以上、WiiUの6倍以上となる300万台を出荷したと発表されています。
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[ソニー:平成28年3月期 第1四半期決算短信〔米国基準〕(連結)](pdf)
売上高は前年同期比0.1%減の1兆8080.59億円…ほぼ同水準となりますね。
営業利益は38.8%増の969.07億円、税引き前純利益は102.9%増の1387.1億円、純利益は207.5%増の824.41億円となっています。
純利益の辺は前年度まで構造改革費用などの特損が多かった事にもよるのでしょうが。
ゲーム&ネットワークサービス分野の状況は以下の通り。
G&NS分野の売上高は、前年同期比12.1%増加し、2,886億円となりました(前年同期の為替レートを適
用した場合、7%の増収)。当四半期において、「プレイステーション 3」(以下「PS3R」)のハードウ
エア及びソフトウエアは減収となりましたが、「プレイステーション 4」(以下「PS4TM」)のソフトウエア
の増収、PS4TM周辺機器の販売台数の増加、ならびに為替の影響などにより、分野全体で大幅な増収となりまし
た。
営業利益は、前年同期比151億円増加し、195億円となりました。コストの米ドル建て比率が高いことに
よる米ドル高の損益に対する悪影響、及びPS3Rのソフトウエアの減収がありましたが、PS4TMのハードウエア
コスト削減、前述の周辺機器の販売台数の増加、ならびにPS4TMのソフトウエアの増収の影響などにより、分
野全体で大幅な増益となりました。当四半期の営業利益には、2011年度に受けたPlayStationRNetworkなど
のネットワークサービスへのサイバー攻撃による損失に対する保険収益47億円が含まれています。なお、
為替の悪影響は156億円でした。
サイバー攻撃による損失は以前の決算において計上されていた物でもありますね。
この他モバイルが損失拡大、イメージングプロダクツ(カメラ等)が増収増益、ホームエンタテインメント&サウンド(テレビオーディオ機器)が減収増益、デバイス分野が増収増益などとなっています。
[平成28年3月期 第1四半期決算プレゼンテーション資料](pdf)
ゲーム&ネットワークサービス分野は…

数字が出ているのがPS4の販売(出荷)台数のみとなってしまいましたが、売上高2886億円というのは概ねMSのXbox事業のFY15Q4(4-6月)売上高10億ドル前後?の2.5倍程度、任天堂の第1四半期売上高902.23億円の三倍以上ですね。
PS4が300万台というのも前年同時期を上回り、XBone+360の同時期140万台の倍以上、任天堂WiiUの販売(出荷)台数47万台の6倍以上となっています。
右にある通り増収には前年同時期よりも円安が進んでいることの影響もあるのですが、ソニーの場合は営業利益に悪影響が出る部分もあるようですね。それでも利益は改善しつつありますが。
業績見通しは売上高、営業利益、PS4の販売台数それぞれが上方修正されています。
ソフトウェア売り上げや携帯機など他のハードはどうなったという話でもあるのですが、売上高から見るとPSVita辺りは横這い程度ではあるのかもしれません。
この他カメラは大幅台数減も高付加価値モデルへのシフトで増収増益だとか。

HE&S分野はテレビが台数減少も営業利益を確保。

デバイス分野はイメージセンサ(カメラモジュール含む)の一人勝ちで大幅増収。

モバは当初見込みより悪化中…

といった所ですね。全体的には悪くない結果ではあるようです。

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