垂直磁気記録の次の方式がなかなか出てきませんでしたが、トラック密度を高められるSMRを採用したHDDをSeagateが国内で公開したようです。
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瓦記録方式――Shingled Magnetic Recordingは記録トラックを一部が重なり合うように配置する事でトラック密度を上げる技術ですが、Seagateのこちらは線密度も上がっているのか従来モデルより転送速度も増加しているようです。
HGSTがヘリウム充填かつSMR採用で10TBというHDDをテスト中とされていますが、Seagateのこちらのモデルはプラッタあたり 1.33TBの容量を実現し…6プラッタ12ヘッドで8TBの容量を実現、HGSTの8TB HDDの半額程度とコストを下げているようです。
これはやや特殊なモデルではありますが、3プラッタで4TBモデルが出せるようになりますし、久しぶりにHDDの容量あたりのコストがさがるかもしれませんね。
昭和電工は垂 直磁気記録のみで3.5インチは1.1-1.3TB/プラッタ、2.5インチは670GB/プラッタというHDDを製造しているので、HGSTがテスト中 という10TB HDDがこの次の世代のHDDなのであれば2.5インチHDDも1プラッタで750GB程度に大容量化=PS4のHDDもより大容量に、となるかもしれま せんね。
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