
SCEJAでアジア市場を統括している織田氏へのインタビューより。これXoneは高いしリージョンロックだし、で良いところがなくなりますね。
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[ファミ通:SCE中国市場のキーパーソン織田博之氏に聞く プレイステーションプラットフォームで新しい市場を作るために]
SCEJAでアジア市場を統括している織田博之デビュティプレジデントへのメディア合同インタビューより。ファミ通が割と詳しく報じているようです。
・中国のデベロッパーと一緒にマーケットを作っていくのが目標
・価格設定は、中国の付加価値税が高い中で購入しやすい価格を目指した。現地のコミュニティでは2999人民元は無理、3499人民元程度ではと言われていた中で2899人民元と発表したので驚かれたのでは
・ソフトの価格はまだ発表していないが、グローバルと同じ価格体系にしたい
・1/11発売というのは数字が揃っているからではなく、旧正月前のボーナス商戦に合わせて
・中国政府の許認可を待ってタイトルが揃うタイミングを見計らった
・パブリッシング自体は100%中国企業しか出来ないので、SCEJA(SH)は流通を担当する事になる
・認可を受けたタイトルは二桁あるが、ロンチタイトル数はまだ発表出来ない
・リージョンロックについては、ハードウェアはグローバルで統一規格の商品を出すという事で販売認可を受けた、という事で理解して欲しい
・ソフト認可の基準は“健康的な”タイトルである事、暴力やエロティックな表現、政治問題は扱えない。GTAなどのタイトルを通すのは厳しい
・まずは映像配信などよりもゲーム機として訴求していきたい
・PSVitaは寮住まいなどの人に需要がある。中国のデベロッパーからもいい手応えがある
・まずはゲーム機の市場を作っていきたい
といった話をしていたようです。
はっきりと“リージョンフリー”を言明しないのは許認可を通した際の建前との兼ね合いなのかもしれませんが、面倒な制約が多い中でライバル企業よりも有利な環境作りには成功しているのではないでしょうか。
アジア地域は欧米に比べて携帯ゲーム機市場が成立しやすい筈なので、日本企業にとっても収益を上げる機会に繋がると良いですね。

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